ImageShow モジュール

ImageShow モジュールは、画像を表示するために使用されます。すべてのデフォルトビューアは、表示される画像をPNG形式に変換します。

PIL.ImageShow.show(image: Image, title: str | None = None, **options: Any) → bool

指定された画像を表示します。

パラメータ:

• image – 画像オブジェクト。

• title – オプションのタイトル。すべてのビューアがタイトルを表示できるわけではありません。

• **options – 追加のビューアオプション。

戻り値:

適切なビューアが見つかった場合はTrue、それ以外の場合はFalse。

class PIL.ImageShow.IPythonViewer

IPythonフロントエンド用のビューア。

class PIL.ImageShow.WindowsViewer

Windowsでのデフォルトビューアは、PNGファイル用のデフォルトシステムアプリケーションです。

class PIL.ImageShow.MacViewer

macOSでのデフォルトビューアは、Preview.appを使用します。

class PIL.ImageShow.UnixViewer

指定されたコマンドが見つかった場合、以下のビューアがUnixベースのシステムに登録される場合があります

class XDGViewer

freedesktop.org の xdg-open コマンド。

class DisplayViewer

ImageMagick の display コマンド。このビューアは title パラメータをサポートしています。

class GmDisplayViewer

GraphicsMagick の gm display コマンド。

class EogViewer

GNOME Image Viewer の eog コマンド。

class XVViewer

X Viewer の xv コマンド。このビューアは title パラメータをサポートしています。

Unixベースのシステムで最大限の機能を提供するために、画像から作成された一時ファイルはPillowによって自動的に削除されません。

PIL.ImageShow.register(viewer: type[Viewer] | Viewer, order: int = 1) → None

register() 関数は、追加のビューアを登録するために使用されます

from PIL import ImageShow
ImageShow.register(MyViewer())  # MyViewer will be used as a last resort
ImageShow.register(MySecondViewer(), 0)  # MySecondViewer will be prioritised
ImageShow.register(ImageShow.XVViewer(), 0)  # XVViewer will be prioritised

パラメータ:

• viewer – 登録するビューア。

• order – このビューアをリストの先頭に追加する場合はゼロまたは負の整数、末尾に追加する場合は正の整数。

class PIL.ImageShow.Viewer

ビューアの基本クラス。

show(image: Image, **options: Any) → int

画像をディスプレイに表示するための主要な関数です。指定された画像をターゲット形式に変換して表示します。

format: str | None = None

画像を変換する形式。

options: dict[str, Any] = {}

画像の変換に使用する追加オプション。

get_format(image: Image) → str | None

フォーマット名を返します。PGM/PPMとして保存する場合は None を返します。

get_command(file: str, **options: Any) → str

ファイルを表示するために使用するコマンドを返します。基底クラスでは実装されていません。

save_image(image: Image) → str

一時ファイルに保存し、ファイル名を返します。

show_image(image: Image, **options: Any) → int

指定された画像を表示します。

show_file(path: str, **options: Any) → int

指定されたファイルを表示します。