ImageMorph モジュール

ImageMorph モジュールは、画像に対するモルフォロジー演算を提供します。

class PIL.ImageMorph.LutBuilder(patterns: list[str] | None = None, op_name: str | None = None)

基底クラス: object

記述言語から MorphLut を構築するためのクラス

入力パターンは、以下のような文字列シーケンスのリストです

4:(...
   .1.
   111)->1

(改行を含む空白は無視されます)。オプション 4 は一連の対称操作 (この場合は 4 回転) を記述し、パターンは次のように記述されます。

• . または X - 無視

• 1 - ピクセルがオン

• 0 - ピクセルがオフ

操作の結果は文字列 "->" の後に記述されます。

デフォルトでは現在のピクセル値が返され、他のマッチが見つからない場合はこれが返されます。

操作

• 4 - 4方向回転

• N - 反転

• 1 - 他の操作がない場合のダミー操作 (操作は常に指定する必要があります)

• M - 鏡像化

例

lb = LutBuilder(patterns = ["4:(... .1. 111)->1"])
lut = lb.build_lut()

add_patterns(patterns: list[str]) → None

build_default_lut() → None

build_lut() → bytearray

すべてのパターンをモルフォロジー lut にコンパイルします。

TBD : (ファイル) morphlut:modify_lut に基づいてビルド

get_lut() → bytearray | None

class PIL.ImageMorph.MorphOp(lut: bytearray | None = None, op_name: str | None = None, patterns: list[str] | None = None)

基底クラス: object

2値モルフォロジー演算子のためのクラス

apply(image: Image) → tuple[int, Image]

画像に単一のモルフォロジー演算を実行します。

変更されたピクセル数とモルフォロジー演算後の画像のタプルを返します。

get_on_pixels(image: Image) → list[tuple[int, int]]

バイナリ画像内のすべての有効ピクセルのリストを取得します。

一致するすべてのピクセルの (x, y) 座標のタプルのリストを返します。 座標系 を参照してください。

load_lut(filename: str) → None

mrl ファイルから演算子を読み込みます。

match(image: Image) → list[tuple[int, int]]

画像上のモルフォロジー演算に一致する座標のリストを取得します。

一致するすべてのピクセルの (x, y) 座標のタプルのリストを返します。 座標系 を参照してください。

save_lut(filename: str) → None

演算子を mrl ファイルに保存します。

set_lut(lut: bytearray | None) → None

外部ソースから lut を設定します。